2009-01-01から1年間の記事一覧

今年を振返って。

去年の400本(4/1〜12/31)のペースが加速して、734本。800本には、流石に遠い。昭和20年代から30年代の邦画が、都内で豊富に上映され、日本映画黄金時代を痛感。そうした映画を見れば見るほど、今の邦画、テレビドラマに一言言いたくなってしまう。脚本、演出…

51歳734本順不同、1月1日〜12月31日鑑賞(*)ドキュメンタリ作品

2009年邦画 『小三治(*)』康宇政監督 『グミ・チョコレート・パイン』ケラリーノ・サンドロウ゛ィッチ監督 『buy a suit スーツを買う』市川準監督 『SRサイタマノラッパー』入江悠監督 『色即ぜねれえしょん』田口トモロヲ監督 『あんにょん由美香(*)』松…

監督別

(33本)成瀬巳喜男 (26本)増村保造 (24本)神代辰巳 (18本)清水宏 (15本)中平康 (12本)丸山誠治、吉村公三郎 (11本)大島渚、豊田四郎、市川崑、 (10本)溝口健二、深作欣二、長谷部安春 (9本)川島雄三、中川信夫、中村登、中島貞夫 (8本)マキノ雅弘、五所平之助…

全タイトル

1月 千葉泰樹監督『下町(ダウンタウン)(1)』デビッド・リーン監督『アラビアのロレンス(2)』黒沢直輔監督『ズームイン 暴行団地(3)』藤田敏八監督『横須賀男狩り少女・悦楽(4)』東陽一監督『ラブレター(5)』ジョン・クローリー監督『BOY A(…

アンヴィル間に合わず。

夕方から元会社で打合せ。その後、渋谷で2月に予定のイベントの打合せ。生徒と食事をしながら反省会。吉祥寺でアンヴィル間に合わず。

大掃除。

まあ、普段の怠惰がいけないのだが、窓ガラスと浴室を集中的に。カーテンも洗う。

映画三昧

京橋フィルムセンターで、生誕百年 映画女優 田中絹代。 62年文芸プロダクション/にんじんくらぶ田中絹代監督『お吟さま(731)』 秀吉は、薩摩の島津を討つ前に、筑前竹田の?に駒を進めた。その陣中、石田三成(南原宏治)と前田玄以(千秋実)と比叡山の高僧?…

赤坂昔話。

朝一番で、大門の睡眠クリニック。昨日の成人病クリニックといい、中高年が集まる病院は、凄い人だ。予約制だし、ほとんど待たない病院だが、今日ばかりは通常の倍以上かかる。 そして、元同僚と年内で閉店だと言う赤坂の成都酒家に。11時半についたが、既に…

病院行脚

天気も良さそうなので、早起きしてゴミ出しし、洗濯をした後は、赤坂のメンタルクリニック、大門の歯医者、丸の内の糖尿病経過観察と、年内最後の病院行脚。 京橋フィルムセンターで、生誕百年 映画女優 田中絹代(2)。 60年大映東京田中絹代監督『流転の王妃…

男がしくじる全ての原因は、やっぱり女だなあ(苦笑)

角川シネマ新宿で、大雷蔵祭。 60年大映京都伊藤大輔監督『切られ与三郎(724)』 歌舞伎小屋中村座、三味線を弾く与三郎。「上方きっての人気役者だか何だか知らねえがあんな大根、俺は嫌だぜ。明日からは誰か立てくれ」「そんな!!」吐き捨てるように?の芝居…

A HARD DAY'S NIGHT

中目黒で、元会社の百周年企画の打合せ。家を出る前に少しゴタゴタし、若干遅刻。しかし打合せ自体は収穫多数。N氏と打合せがてら遅昼食。 新丸ビルのコンセプトスナックで、浅草の歌姫ライブイベント。現場仕事を教え子にアゴ足のみで、やらせようと頼んで…

昭和2本、江戸2本

銀座シネパトスで、「日本映画レトロスペクティブーPART.6ー」〜喜劇 みんなで笑い初め!〜。 61年東京映画久松静児監督『喜劇 駅前団地(720)』 東京駅丸の内〜中央線と山手線〜新宿駅西口〜小田急線〜多摩川を渡った先に、団地が出来ている。洗濯屋の九作(坂…

ひし美ゆり子全力疾走。

午前中は宅急便やら、新聞の集金やら、出汁を取り、洗濯をしたり、昼寝したり、いい天気の週末を満喫。午後になり、 池袋新文芸坐で、名匠・清水宏。 43年松竹下加茂清水宏監督『サヨンの鐘(717)』 常夏の華麗島台湾…。椰子の木、水牛、農村風景、日の丸の掲…

飲んで飲んで呑まれて飲んで

早起きをして、同居人と築地市場に出掛け、場内で寿司を食いながら、朝からお銚子を3本空けて、鰹節やら海苔を買い、コーヒーを飲む。予想はしていたが、土曜の築地は場内、場外ともに凄い人出だ。 京橋フィルムセンターで、生誕百年 映画女優 田中絹代(2) 5…

雷蔵4連発。

角川シネマ新宿で、大雷蔵祭。 55年大映京都溝口健二監督『新・平家物語(710)』 800年前、平安朝末期、一部の貴族や寺院に租税免除の領地、すなわち荘園を認めたことで、国の収入は減り、世は乱れた。正そうとした白河上皇は、そうした領地を召し上げようと…

子供は難しいなあ。

ラピュタ阿佐ヶ谷で、昭和の銀幕に輝くヒロイン【第50弾】叶順子。 60年大映東京田中重雄監督『誰よりも君を愛す(706)』 共立テレビKTVの本社前に局のハイヤーが停まり、ディレクターの半沢明人(本郷功次郎)が降りてくる。編成局では騒動が持ち上がっている…

捨てたこの身の落ち行く先は、雪の北国港町。

池袋新文芸坐で、名匠清水宏 その感動の世界へ。 33年松竹蒲田清水宏監督『泣き濡れた春の女よ(705)』 青函連絡船、函館に向かう飛天丸に、貨物車が入って行く。乗客デッキに、スコップを担いだ男たちが上がっていく。看板では、人足頭のぐず安(大山健二)が…

街は忘年会

池袋新文芸坐で、名匠清水宏。 40年松竹大船清水宏監督『信子(702)』 大きな荷物を抱えた小宮山信子(高峰三枝子)が、家を探しながら歩いている。一軒の家の玄関に掃除をしている娘チャー子(三谷幸子)がいる。信子が娘に声をかける「尾張町の服部さんは違った…

雷蔵VS勝新。最近大映ばかり見ている気がする。

角川シネマ新宿で、大雷蔵祭。 59年大映京都森一生監督『薄桜記(701)』 赤穂浪士吉良家討ち入りの雪の降る夜、吉良邸に向かう隊列の中で、堀部安兵衛(勝新太郎)は、丹下典膳(市川雷蔵)のことを思い出していた。 自分が典膳に初めて会ったのは、義伯父の菅野…

今年の700本目、会社を辞めてから1100本目は京都モノ。

京橋フィルムセンターで、生誕百年 映画女優 田中絹代。 57年宝塚映画稲垣浩監督『太夫さんより 女体は哀しく(698)』 終戦から三年経った初夏。京都島原の廓。電柱に、下京区西陣下屋敷島原町と住居表示がある。 とある朝、「ほな、出掛けて来るで…。」島原…

中川信夫vs家城巳代治

神保町シアターで、目力対決 田宮二郎と天知茂。 59年新東宝中川信夫監督『東海道四谷怪談(696)』 浄瑠璃、舞台上には、黒子が、蝋燭を灯した竿を揺らし、人魂を飛ばしている。 備前岡山、夜道を歩いてくる二人の武士四谷左門(浅野進次郎)佐藤彦兵衛(芝田新)…

年内最後の授業。

阿佐ヶ谷ラピュタで、昭和の銀幕に輝くヒロイン[第50弾]叶順子。 60年大映東京木村恵吾監督『痴人の愛(694)』 熱海の旅館相模屋、波川(多々良純)村上(早川雄三)高田(本郷秀雄)橋本(河原侃二)佐藤(守田学)らが麻雀をしながら話している。「専務はご機嫌だな。…

元会社の同僚たちと、博華で餃子とビールで忘年会。

池袋新文芸坐で、映画ファンが考えた2本立て。 55年東宝成瀬巳喜男監督『浮雲(691)』 引揚船が着き、降りてくる引揚者の中に幸田ゆき子(高峰秀子)の姿がある。 ゆき子が、家を探しながら歩いている。一軒の家の前に立ち止まる。表札には富岡兼吾と書かれてい…

渋谷で餃子200円。

天気も悪く、気分も上がらないので、午前中は本を読みながら二度寝(苦笑)。 早めの昼を食べ、学校へ。年内の授業も、今日と明後日で自分は終わりだ。一年のイベント実習、出演交渉、完全に遅れている。学生に任せておいて大丈夫だろうか。かなりの不安がよぎ…

50を過ぎて、ようやく楽しめた映画。

午前中は、赤坂のメンタルクリニック。 京橋フィルムセンターで、生誕百年 映画女優 田中絹代(2)。 54年大映京都溝口健二監督『噂の女(688)』 京都の島原遊廓、老舗の置屋(茶屋でもあるようだ)、井筒屋の前にタクシーが停まる。降りてきたのは、女将の馬渕初…

大映目力対決なら、勝新太郎。

神保町シアターで、目力対決 田宮二郎と天知茂。 63年大映東京井上梅次監督『わたしを深く埋めて(683)』 夜の銀座を走るタクシー。客席の男(田宮二郎)が、窓の外を嬉しそうに眺めるので、運転手(小山内淳)が「お客さんは、どちらからいらしたんですか?」「…

目力と母力。

神保町シアターで、目力対決 田宮二郎と天知茂。 64年大映東京増村保造監督『「女の小箱」より 夫が見た(679)』 自宅で入浴する人妻(若尾文子)。湯船からあがり、鏡に自らを映す。美しいが表情は憂いに満ちている。体を拭き、寝間着に着替えると、電話が鳴る…

大映のゴダール

午前中雨が降り出す前に、郵便局やらクイーンズシェフやらクリーニング屋やら、昼から体験入学の講師。なかなか、賢くハキハキしたお嬢さんとマンツーマン。途中鼻がかみたくなって、恥ずかしかった(苦笑)。鼻垂らす訳にもいかないし…。失笑される50オヤジ。…

山城新伍とその時代。

午前中レジュメ整理し、本を読んでいたら窓から入る日光が暖かく、つい眠ってしまう。慌てて起き、学校へ。ギリギリ間に合う。 今日は2コマの日、アーティストマネージメントで2年、イベント制作で1年。イベントの時間は、照明プロデューサーのYさんを特別講…

ひっく、ひっく、ひっく、ひっく、すっぽん。

シネマヴェーラ渋谷で、山城新伍とその時代。 72年東映京都鈴木則文監督『温泉スッポン芸者(673)』 京都DX東寺、司会の男(川谷拓三)が呼び込む。「一条さゆりを継ぐ三条さゆり。大きな拍手でお迎え下さい。」三条さゆり(杉本美樹)ステージに出てくる。客席は…