2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

哀しい邦画を見た。

二日酔いではないのだが、飲み過ぎたせいか腹を下し、朝を抜き二度寝。昼も抜こうかとも思ったが、昨日の朝食の浅利の味噌汁が冷蔵庫に入っていることを思い出し、温めて飲むと消化器系も生き返り、軽いご飯と納豆、いい塩梅に漬かっていた根菜類のピクルス…

ペ・ドゥナ!!!

午前中は、大門の睡眠障害クリニック。 渋谷に出て、シネマライズで、是枝裕和監督『空気人形(553)』 夜、レインボーブリッジを走るゆりかもめの客席に秀雄(板尾創路)の姿がある。コンビニで、シャンプーの香りを確かめる秀雄。雨の中走って古いアパートのド…

「かもめ食堂」「めがね」に続くシリーズ第3弾って言ったら・・・。

赤坂メンタルクリニック。 新宿ピカデリーで、大森美香監督『プール(550)』 タイ、チェンマイ。ゲストハウスの庭にあるプールに落ちた枯れ葉を掬うタイ人の少年。「ビー」呼ぶゲストハウスの女主人、京子(小林聡美)。「ビー、買い物に行こう、夕飯何がいい?…

女優魂

「女優魂中原早苗」を読み始めると止まらない。面白い。中平康監督の「学生野郎と娘たち」のノエミや、「あいつと渡し」の白川貴子のような、美人で、粋で、頭の回転もよくて、ポンポンと思ったことをストレートに小気味いい位に話す人なんだろうな。人によ…

破天荒なものは実力が必要だ。

ラピュタ阿佐ヶ谷で、CINEMA★忍法帖。 65年宝塚映画川崎徹広監督『風来忍法帖(549)』 天正18年、天下統一のため豊臣秀吉(有島一郎)は、石田三成(堺駿二)と共に、北條の小田原城攻めを行っている。そんな中、北條方の足軽相手に、賽子博打で、身包み巻き上げ…

金曜日の渋谷の街

学校は、1年のスキルアップ講座2コマ。年明けに実施するイベント企画の内容の詰め。 シネマヴェーラ渋谷で、妄執、異形の人々Ⅳ。 72年行動社/ATG 増村保造監督『音楽(548)』 精神科医の汐見和順(細川俊之)のもとに弓河麗子(黒沢のり子)と言う女がやってきた…

僕らを救う正義の味方は誰なんだ?

イベンター役員のTさんと表参道で昼ご飯を一緒にしながら、色々な話。男性シンガーソングライターをマネージメントし、CDを作り、ストリートから初めていると言う。Tさんの音楽を愛する情熱溢れる話久しぶりに聞き、エネルギー貰う。何か手伝えることあれば…

お前は幕府の犬か!!

元の会社で後輩だったTの多摩プラーザの家に喜々店主たちと。 赤ん坊よりも、ワイマラナーのワラビーとダルメシアンのジルと言う生犬二匹と遊んで癒やされる。やっぱり犬はいいなあ。

忍者ゆえに抜け忍になった。

シネマート新宿で、デレク・チウ(趙崇基)監督『孫文(544)』 映画会社日活の創始者・梅屋庄吉と孫文の会話から始まる。タイトルバックには、革命に失敗して、清王朝に処刑される数々の闘士たちの報道写真だ。 1910年、9回目の武装決起に失敗した孫文(ウ…

組織の掟

シネマヴェーラ渋谷で、妄執、異形の人々Ⅳ。 73年日活神代辰巳監督『女地獄 森は濡れた(541)』 女主人殺しの罪に追われて、幸子は三日も走りづめだった。ここに来て初めて幸子は自由を得た気がしていた。 幸子の前に車が停まり、洋装の貴婦人(中川梨絵)が降…

成瀬巳喜男の昭和30年代。

今日は、午前中に高校の文化祭で、後輩たちの演奏があるので行こうと、Yと約束していたのだが、朝早く目が覚め、部屋の掃除を始め、頭をバリカンで刈り、風呂に入って、朝飯を食べ、洗濯物を干したら、なかなかのいい天気。うとうとしていたら、気がついたら…

女優 林由美香。

ラピュタ阿佐ヶ谷で、昭和の銀幕に輝くヒロイン【第49弾】雪村いずみ。 54年新東宝井上梅次監督『東京シンデレラ娘(537)』 銀座のネオンや、レビューの殿堂日劇…、しかし、ここは場末の芝居小屋。不揃いな脚線美のレビューや、調子はずれのジャズ、時代遅れ…

みんな貧乏が〜♪、みんなビンボが悪いんや・・。

今日の学校は、一年生のスキルアップ講座。午後90分×2。 シネマヴェーラ渋谷で、妄執、異形の人々Ⅳ。 57年東宝青柳信雄監督『生きている小平次(534)』 奥州の郡山の芝居小屋、外題は四谷怪談。囃し方の太久郎(芥川比呂志)が太鼓を叩いている。舞台の上では、…

のりピー、ガッキーな一日。

友人Nと、某大手出版社社長にプレゼン。あっけなくNG(苦笑)。企画自体は気に入ってくれたので、まあよしとする。めざまし占いでは、仕事の企画が通るとかで、自信満々だったのになあ(笑)。 元会社系デザイン会社に行き、後期の講義の協力と、本当につまらな…

浅草の歌姫と中洲の安藤美姫。

午前中は、旗の台で打合せ。昼から学校、前期最終講義。携帯の電池が死んだので、渋谷ドコモ。 その後、元上司がブッキング関わっていると言っていた新丸ビルのバーへ。ジャズをやっていると言うので、大人ジャズバーかと構えていたら、至って気楽。ギャルっ…

星由里子、野川由美子、藤純子、三田佳子。ヒロイン4連発。

ラピュタ阿佐ヶ谷で、CINEMA☆忍法帖。 63年東宝岡本喜八監督『戦国野郎(529)』 木曽谷で、越智吉丹(加山雄三)に襲い掛かる武田方の忍者の雀の三郎左(中丸忠男)。三郎佐は谷底に落ちて行く。吉丹は、抜け忍だった。次々追って来る忍者たちを、倒し、逃げてい…

東映京都撮影所の時代劇映画。

午前中、赤坂のメンタルクリニック、世の中はどんどん悪くなっているという話で一致。まあ、精神的にやられる人間が増え、患者が増えて増えて、嬉しい悲鳴かもしれないなと疑っていると、酒量増えていないよね、と何度も言われて、お見通しだな・・・。 それ…

読書がバイト

午前、専門学校の講師会。3時間空いたので、預かった小説を一気に読む。さすがに、最終選考の作品だけあって、面白い。体験入学、男女各一名。野球をやっていたという山形の男子いいなあ。

久方振りの試験期間

前期試験期間の通常授業、普通にやってもいいのだが、お題を幾つか出して、選んで書かせる。一コマは、自分の講義に駄目出しをというのを出したら、半分位の学生が選択。読んでいると、彼らを少し過小評価していたんじゃないかと反省する。いちいち肯けるご…

男優・佐田啓二

六番町の出版社に、文学賞の最終選考用ロングシノプスの依頼を受け、原稿預かる。ゲゲッ、大作だ。それから、大門の歯医者に。 神保町シアターで、男優・佐田啓二。 64年宝塚映画堀川弘通監督『悪の紋章(523)』 多摩川に女の全裸死体が発見された。バー・シ…

哀しい女は美しい。

昼から、専門学校の非常勤講師で、90分3コマ。 池袋新文芸坐で、鮮烈なる東映'50s−'70s。 63年東映東京沢島忠監督『人生劇場 飛車角(521)』 大正中頃、前橋刑務所に杉田清七(田中春男)が入って来た。浮気をしていた妻のおきみを殺したのだが、赦してくれ!!女…

この頃の京マチ子は凄い。

神保町シアターで、男優・佐田啓二。 64年東京映画豊田四郎監督『甘い汗(517)』 駅前に富士ショッピングセンターと言う大きな店が開店し、風船を配り、チンドンヤが出て賑わっている。しかし、一歩裏に入ると、狭い路地と、悪臭漂うドブが流れるゴチャゴチャ…

浪淘沙(ろうとうさ)  ながくも声をふるはせて  うたうがごとき旅なりしかな

朝から丸の内のクリニックでエコー検査。脂肪肝だが、肝臓自体堅くなっているとは言えないと言われ少し安心。 池袋新文芸坐で、鮮烈なる東映'50〜'70。 69年東映京都小沢茂弘監督『緋牡丹博徒 二代目襲名(514)』 明治の中頃、阿蘇の高原を走る中九州乗合馬車…

かって日本にも、聖戦という名の自爆テロはあった。

蘇った夏という感じの絶好の天気に、午前中は、洗濯。 昼から、新宿の全労災ホール、ゼロワンで、『飛行機雲2009 流れる雲よ』。 外苑前粥屋喜々の店主の姪、ももちゃんの舞台。鹿児島の特攻隊の飛行場と、今のFM局がシンクロする寓話。なかなか悪くない脚…

66年から81年までの間に、川口小枝に何があったのか。

ラピュタ阿佐ヶ谷で、昭和の銀幕に輝くヒロイン【第48弾】星由里子。 67年東京映画豊田四郎監督『千曲川絶唱(508)』 ある夜、新潟運送の定期便のトラックが新潟支社にやってきた。運転手の五所川原肇(北大路欣也)と服部勇次郎(田中邦衛)が降りてきて、水道に…

新型インフルエンザか?!お父さんは心配症。

午前中は、レジュメ作り、学校で大量コピーして、2コマ。どうも、この学校の教室は、講師に冷房の風が当たるような構造になっているらしく、必ず体調が悪化する。あまりに完璧なので、後ろのエアコン調整出来る席に座っている学生が、風向きを調整して、私に…

生まれた時が悪いのか、それとも俺が悪いのか・・・。

午前中は、友人Nさんと、アメリカで、スポーツなどのチケットビジネスをしているMさんに会う。 やっぱり、スポーツ、音楽、アメリカのエンタメビジネスの話は面白い。エネルギーある人と話していると、二日酔い気味の緩みきった脳味噌が覚醒してくる。いい例…

九月の風

台風一過、一気に洗濯をして干してから、新宿でプレゼン一件。その後N氏とランチミーティング。 シネマート新宿で、トム・リン監督『九月に降る風(502)』 竹東高校の制服のシャツが掛かっている。胸には、卒業生と書かれた赤いリボンが付いている。近くに、…