2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

武蔵小杉と六本木

大門の歯医者で昨夜のインプラント埋め込み跡の消毒。 川崎市市民ミュージアムで、 70年創造社/ATG大島渚監督『東京战争戦後秘話〜映画で遺書を残して死んだ男の物語〜(116)』。 8mmを撮っている男がいる。そこに元木象一(後藤和夫)たちが、取り囲みカメラ…

キムチを売る女。凄いタイトルの映画だが、中身も凄い。

世の中には何人か、自分に似た人間がいると言うが、今日は知り合いに同一人物としか思えない人間に遭遇することが二度起こる。一人目は、渋谷のとあるデパートのエスカレーター脇にある椅子。まあよく疲れた外周りの会社員が爆睡しているが、そこで口を開け…

探偵物語再評価

シネマヴェーラ渋谷で東映セントラルフィルムの栄光。 82年角川春樹事務所長谷部安春監督『化石の荒野(112)』 雨の中、帰宅した刑事の仁科(渡瀬恒彦)。灯りをつけようとするが、気配を感じ、寝室のドアを開け確認し、誰もいないことを確かめてから、拳銃…

変わりゆく野毛の姿にびっくり。

独身美人OLに惣菜8品(ひじき炒め煮、キンピラ、インゲン胡麻よごし、切り干し大根、鯖味噌、鴨挽き肉と大根白滝炒め、博多煮、南瓜煮物)。元同僚と赤坂成都酒家で、五目焼きそば。 横浜の野毛に出て、アート系のNPOを主宰する友人の映像クリエーターインキ…

辰巳柳太郎渋すぎる。

シネマート六本木で新東宝大全集。 55年新東宝伊藤大輔監督『王将一代(107)』。 明治40年、大阪のとある寺で、全大阪素人将棋大会が開催されている。草履編みを生活の糧にしている坂田三吉(辰巳柳太郎)は、赤貧で文盲の無学、将棋きちがいの男だ。妻の小春…

人生の寸法。

午前中代々木に届け物あり、六本木に出て、シネマート六本木のメンズデーで、 アレクシ・タン監督『ブラッドブラザーズ(104)』。 上海郊外の村で病気の母親と妹と暮らす青年フォン(ダニエル・ウー)は、親友のシャオフーと村のダンス教室に行く。そこには…

引き籠り

午前中洗濯を済ませると、読書と惰眠。というかほとんど惰眠だ。夕方、買い物で、近所を一回りして、帰宅。本を読みながら夕食。

千羽鶴、一羽だったら折り鶴じゃないのか。川端康成。

阿佐ヶ谷ラピュタで、昭和の銀幕に輝くヒロイン[第45弾]木暮実千代。 53年大映東京吉村公三郎監督『千羽鶴(103)』。 三谷菊治(森雅之)は、栗本ちか子(杉村春子)の茶会に呼ばれ仏日庵に出掛ける。途中道を尋ねた美しい娘が千羽鶴の風呂敷包みを持ってい…

ケーキを、街歩きしながら食べている美女を目撃する。

神保町シアターで、東宝文芸映画の世界。 59年東宝丸山誠治監督『女ごころ(99)』. 小城伊曽子(原節子)は、翻訳家で大学の講師をしている夫の朝吉(森雅之)と息子の研一(春日井宏往)と郊外に建てたばかりの一戸建て住宅に暮らしている。少し前まで栄養…

花粉降り止まぬ。

神保町シアターで東宝文芸映画の世界。 57年東宝丸山誠治監督『山と川のある町(94)』。 秋田県横手市、川の土手を走る三輪軽貨物、荷台に菅原先生(小泉博)の母たま子(三好栄子)を載せ、運転しているのは、肥料問屋の早川商店で働く横手東高校の甲吉(…

ベッドミドラー、ローズの祈り?ん?ジャニスの祈り?

シネセゾン渋谷で、ジャック・ドゥミ監督『シェルブールの雨傘(91)』 シェルブールのオーバンの修理工場で働く整備工のギーは、雨傘屋の美しい娘ジュヌヴィエーヴ(カトリーヌ・ドヌーヴ)と交際していた。ギーは、病気で伏せっている伯母さんと、ジュヌヴィ…

リップルバンウィンクルの話

午前中は、水道橋の再就職支援会社で面談。 渋谷で、ル・シネマでイサベル・コイシェ監督『エレジー(87)』。 NYの大学教授のデヴィッド・ケペシュ(ベン・キングズレー)は、公共放送で番組を、ニューヨーカーで文学と演劇批評のコラムを持つ、少しは知られ…

坊主の食卓

朝早起きして、惣菜6品作り(ヒジキ煮、きんぴら、南瓜煮、鶏牛蒡、切り干し大根、鶏挽きと大根白滝炒め煮)赤坂のメンタルクリニックに寄って独身“美人”OLに惣菜差し入れ、新宿三丁目に。 シネマート新宿で、高橋伴明監督『禅 ZEN(85)』。 鎌倉時代、世の…

タンドリーチキンとビール

今日はグダグダな感じで、読書と惰眠を貪る。洗濯と買い物はしたが、何だか花粉の飛翔も甚だしく、薬を飲んでいてもしんどい。博華で餃子とビールのつもりが店開かず、暫し呆然として、インド料理屋に向かう。

歌と踊り。

シネマート六本木で、新東宝大全集。 51年新東宝成瀬巳喜男監督『銀座化粧(82)』。 銀座の街を男の子が歩いている。すれ違うサラリーマンたちに、時間を尋ねている男児。子供の名は春雄(西久保好汎)。銀座の女給津路雪子(田中絹代)が、かっての男だっ…

松田優作、やっぱりカッコよすぎる!!

渋谷シネマヴェーラで、東映セントラルフィルムの栄光。 79年東映セントラルフィルム沢田幸弘監督『俺達に墓はない(80)』 新宿の雑踏を島勝男(松田優作)が歩いている。デパートの婦人服売り場で、爆発物のようなものの導火線に火をつけ、叫ぶ「爆弾だ!!逃げろ!!…

お春は、江戸時代のモナなのか。いや、逆だ、平成好色一代女。

朝とてもいい天気にダッシュで洗濯し、干して、更に家中掃除機をかけ、燃えるゴミ出し。 シネマート新宿で、新東宝大全集。 52年新東宝/児玉プロダクション溝口健二監督『西鶴一代女(77)』。 奈良の外れにある荒れ寺で、客を引く年を取った夜鷹の姿がある。初見…

お化け煙突ってあったなあ。

昼は、父親の78歳の誕生日で会食。この年になって、ようやくこういう世間並みのことに恥ずかしくなくなった気がする。50になった不肖の息子だから遅すぎることこの上ない(苦笑)。 六本木に出て、シネマート六本木で新東宝大全集。 53年新東宝/スタジオ8五所…

瓢人先生になりたいなあ。

シネマート六本木で新東宝大全集。 53年新東宝新藤兼人監督『女の一生(72)』。 京都の千住院の娘白川藤子(乙羽信子)は、すき焼き屋の老舗山崎亭の若旦那真太郎(山内明)と好きあっていた。父の教信(千田是也)は格式をとやかく言うつもりはないが、本…

職安と銀行強盗

午前中新宿の職安の認定日。職業安定させるのが、おまえ等の仕事だろと心の中で毒づく(苦笑)。失業手当ては施しではなく、二十数年間払い続けてきた失業保険のほんの一部を返して貰っているだけなんだから(笑)。この日の為に、あんたらの給料や、スパウザな…

男と女の間には、深くて暗い河がある。(黒の舟歌)

新宿武蔵野館、独身美人OLと偽装夫婦50歳割引で、キム・ギドク監督『悲夢(67)』 印章彫刻師ジン(オダギリジョー)は、別れた恋人の車を追う途中、横から飛び出してきた車に激突する。運転手が怪我をして車から這い出してきたが、恋人が気になり、車を出す…

はじけまして。いいタイトルだなあ。

阿佐ヶ谷のCM王子に誘われて、渋谷クラブduoで、いいくぼさおりというシンガーソングライターのライブ。映画館ひきこもりだったので、今年初ライブ(苦笑)。アルバムタイトル「はじけまして」ツアータイトル「はじけましてツアー」。意外にしっとりピアノ弾き…

スクリーンの中も、自分の口の中も血まみれだ。

渋谷イメージフォーラムで、幻想の美学・松本俊夫映画回顧展vol.1。 71年松本プロダクション/日本ATG松本俊夫監督『修羅(64)』。真っ赤な太陽が沈んでいく。鐘の音が響いている。御用提灯を持った捕り方に追われている男。武家屋敷の門を叩くが開かない。…

山よ〜、大好きだあ〜と叫ぶ人は本当にいるだろうか(笑)

阿佐ヶ谷ラピュタで、昭和の銀幕に輝くヒロイン【第45弾】木暮実千代。 52年新東宝/東京プロマキノ雅弘監督『離婚(63)』。吹雪の中、女を励ましながら、山小屋を見つける男の姿がある。男の名は、武部謙作(田崎潤)、女は相馬道子(木暮実千代)。2人は…

香川京子と久我美子と永作博美

朝一番から丸の内のクリニックで糖尿病の経過観察。血糖値、血圧ともに正常値。体重は、先月から1kgしか減っておらず誤差の範囲内か(苦笑)。 シネカノン有楽町1丁目で、中嶋莞爾監督『クローンは故郷をめざす(59)』。 大気圏外で事故が起き、金本明が亡く…

人類の進歩と調和と性と愛。

朝少し早起きをして、冷蔵庫の食材の総ざらいで料理6品作る。博多がめ煮風。きんぴら。大根と鶏挽きと白滝の炒め煮。ヒジキ炒め煮。切り干し大根の炒め煮。南瓜煮物。いつもながら変わり映えしない総菜ばかりだなあ(苦笑)。赤坂のメンタルクリニックに行き、…

クリエイティブにビジネスを

シネマート新宿で、今井和久監督『旅立ち〜足寄より〜(56)』。 1975年5月9日、札幌の市内をサイレンを鳴らしたパトカーが走っている。札幌の中島スポーツセンターでは,ニッポン放送、STVラジオ他が主催する「‘75全国フォーク音楽祭北海道大会」が行われて…

今日は映画の日だから映画を見なかった

吉祥寺にあるアートカフェ&ギャラリー で、友人が企画したアーティストの個展の最終日ということで寒い中出かける。友人は、高校の同級生で、文芸部の紅一点。三多摩のアート系、サブカル系のアイドルだった。美大を出て、気がついたらロンドン大学に留学し…