角川シネマ新宿で、邦画2本。

  学校。

  角川シネマ新宿で、

  辻仁成監督『ACACIA(103)』

  函館の市営住宅・・・。

  どうしても寛容になれない辻仁成の監督作品。考えてみると、一本も観たことはなかった。出来の悪い新作童話みたいだと言うと、世の中の辻ファンの女性全てを敵に回すだろう。男の敵はいくらいても平気だが、一人の女子にでも軽蔑の眼差しを向けられると凹んでしまう自分には、岩井俊二作品にも当たり障りのないことしかコメントしない。細身で繊細なインテリ然としたクリエーターには敵意を感じるだけです。すみません。ああ、大人気の"天才子役"の林凌雅くんにも、彼の責任ではなく、演出の問題だけど、言いたくなってきた・・・。猪木の主演映画以上のものではなかった。

  井筒和幸監督『ヒーローショー(104)』
    MSCの夏期公演お笑い打ち上げ花火の会場、?と言う漫才コンビで相方とステージに上がるユウキ(福徳秀介ジャルジャル)、ネタはつまらない上に、台詞が飛んで固まってしまう、相方は最初からやり直させて下さいと頭を下げる。失意のまま会場を出るユウキに、養成所の先輩の剛志がヘッドロックかまして来る。二人はフジヤマボーイズと言う名前でコンビを組んでいたが、剛志が前期で辞めてしまい、ユウキは新しい相方とステージに上がったのだ。しきりと飲みに誘う剛志と別れて、アパートに帰る。ドアを開けると、大家からの、早く家賃を振り込んで下さいと言うメモと、山梨の母からの宅急便があった。手紙を読まずに棚に乗せ、食べ物を出す。山梨特産の干し椎茸だ。台所でボウルに開け、水を入れる。
   そこに、バイト先のバナナ工場のバイト長(光石研)からの携帯がムーヴ。無断で休んだことを責めるバイト長。バイト先では、外国人がひたすらバナナの皮を剥いている。親類の葬式で、実家に帰っていると嘘を言うと「この間もおじさんの葬式だったよね、今度は誰?」と尋ねるので「母です」と罰当たりな返事をするユウキ。「それにしても、社会人何だから、連絡をするのが常識だろう」と言われて「首にするならしてくれ!3日分の日当を払わなければ訴えるぞ」と叫んで電話を切るユウキ。


  井筒和幸は、ホームランと三振しかしない。そういうとあぶさんのように神話化されかねないが、もうちょっと駄目な感じだ。そんな監督の珍しいイチロー並みのクリーンヒット。

  世に言われるほどジャルジャルの二人が新人賞を貰うほどではないが、あさみ役のちすんは助演女優賞確定な感じだ。千葉のコブつきバツ一女のくたびれた感じを好演。元同級生の中では少し好きだった位の微妙そばかす美人。パッチギで、沢尻の友人役で出ていたんだな。あの時は、沢尻のキョンジャに釘付けだった。この映画で、好きになってしまった(苦笑)。時代劇でも髷似合いそうだし、もっと映画出て欲しい。関西なんだし、T映のFプロデューサー使って下さい (笑)。